MBTIの中で、ISFP(冒険家型)は芸能人向きだといわれています。
【I】内向型であるISFPは、社交的で明るいタイプではありませんが、芸能界という注目を浴びる職業に向いているのでしょうか?
この記事では、ISFPが芸能人向きといわれる理由を調査するとともに、実際のISFP芸能人のロードマップをリサーチ。
ISFP芸能人がどのようにして芸能界という仕事に辿り着いたのか、向いている理由や特徴などを分析します!
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ISFPが芸能人向きといわれる理由

ISFPが芸能人向きといわれる理由は、ISFPに向いている仕事の特徴が以下のようなものだからです。
ISFPのMBTIを分解して、なぜ芸能界に向いているのか見てみましょう。
【I】内向型
ISFPは【I】内向型で、一見芸能界という華やかな世界には向いていないように見えます。
しかし、ISFPは【I】内向型のグループの中でもっともコミュニケーション力が高いといわれており、人に合わせて会話のトーンやテンションを変えることができます。
実際には1人の時間が好きですが、人と関わることにそこまでストレスを感じにくいタイプの【I】内向型なんですね。
また、ISFPは温厚で物静かな性格なので、内向的であっても人から好かれます。
人当たりが良く誰とでも平穏な人間関係を築けるので、芸能界でいろいろなタイプの人と接しても、トラブルになりづらいという強みもありますよ。
【S】感覚型
ISFPの【S】感覚型という部分が、芸能界で才能を開花させるポイントです。
ISFPの【S】感覚型は、目の前の世界を五感で深く感じとる特徴があります。
繊細な表現が求められる演技や音楽、ダンスなどに優れているでしょう。
また【S】感覚型は別名「現実主義」といわれ、自分のアイデアよりも目に見える現実を受け入れ習得することが得意です。
そのため、与えられた演技の課題やダンスレッスンを繰り返すことで、確実に体得できる才能があるのですね。
【F】感情型
ISFPは【F】感情型の特徴を持っており、人当たりが良く誰からも愛される性格をしています。
温厚で優しく、どんなときも人に寄り添い、手を差し伸べることができる人物です。
たとえば、韓国の芸能事務所・JYPエンターテインメントでは、練習生のパフォーマンスやビジュアルだけでなく「人柄」も審査されます。
ISFPの心優しい性格が、芸能界という過酷な世界で成功する秘訣を秘めているのですね。
【P】知覚型
ISFPは【P】知覚型の特徴を持っているため、柔軟で臨機応変な対応が得意です。
芸能界では、テレビ局や共演者の事情により急な予定変更があったり、社会情勢によって番組内容が変更になったりすることがあります。
多くの視聴者が見るテレビという媒体のため、計画通りや予定通りに進まないことも多くありますよね。
そんなときでも、ISFPの柔軟性と大らかさが強みになります。
ISFP芸能人はどのようにデビューした?

それでは、ISFPの芸能人たちを実際にご紹介します。
ISFPの芸能人たちが、内向的な性格からどのようにして芸能界を目指し、そしてデビューに至ったのか、生い立ちから見てみることにしました。
ISFP芸能人①前田敦子
ISFPの芸能人1人目は、元AKB48の前田敦子さんです。

前田敦子さんは現在シングルマザーとして、1人息子さんを育てるママ。
バリキャリなイメージがありますが、意外にも息子さんのお受験などは考えていない大らかなISFPらしさを持っています。
参考:週刊女性プライム
そんな自分らしさを大切にする前田敦子さんが、芸能界デビューに至った経緯を見てみましょう。
最初はスカウトを断っていた
前田敦子さんは2004年に、初めてのスカウトを受けました。
しかし、学業に専念するために一度断っているそうです。
ISFPの【I】内向型な部分が影響しているのでしょうか。
スカウトからそのまま芸能界入りという道に進まなかったのが、控えめな性格を物語っていますね。
その後、同じスカウトマンからAKB48のオーディションを紹介され、最終的に受けることを決意したそうです。
驚異の集中力でAKB48に合格
前田敦子さんはAKB48のオーディションを受けた際、驚異の集中力を見せたそうです。
ダンス審査にあたった振付師の夏まゆみ氏が、前田さんがダンスに没頭する姿に惚れ込み合格を決めたとか。
ISFPはもともと【I】内向型の性格のため、自分が興味を持ったことに没頭したり、自分の世界に入り込んだりする傾向があります。
また【S】感覚型の強みを活かし、与えられたダンスの課題を忠実に繰り返して、確実に自分のスキルにしていたのですね。
「ルールを持たない」ことをルールとしている
前田敦子さんにISFPの特徴を感じるエピソードとして、前田さんが意識している「ルール」があります。
前田さんは「こうでなければダメというルールを持たないこと」を自分のルールにしているそうです。
完全な臨機応変型であり、ISFPの【P】知覚型の特徴を見事にとらえています。

「ルールを持たないことがルール」は、柔軟で自由に生きるための秘訣だね!
ISFP芸能人②佐々木美玲
ISFPの芸能人2人目は、日向坂46の佐々木美玲さんです。

ISFPはマイペースで癒し系なイメージがありますが、まさに佐々木美玲さんはおっとりふんわりした印象で、可愛いですよね!
そんな佐々木美玲さんが、芸能界デビューを果たした経緯について見てみましょう。
アーティスティックな趣味
佐々木美玲さんは幼少期から、ISFPの要素を感じる趣味を多く持っていました。
ISFPは別名「冒険家」ですが「芸術家」とも呼ばれるタイプ。
佐々木美玲さんが学んでいたのは、そんな芸術家(アーティスト)にぴったりな、以下のものでした。
楽器や表現系の趣味を楽しめるのも「芸術家」の異名を持つISFPならではですね!

しかも、サックスとギターは完全独学で習得しているそう!
アーティストになるために生まれてきたような努力家な人物なんですね
単純な動機で(!?)芸能界入り
佐々木美玲さんが芸能界入りを決意したのは、なんと「テレビを見るのが好きだったから」だそう。
幼少期からテレビを見るのが大好きだった佐々木美玲さんは、母親から

そんなにテレビが好きなら、見る方じゃなくて出る方になったら?
といわれたのだそうです。
「そうか!」と、母親の一言で芸能界入りを決めた佐々木美玲さん。
自分で「どうしよう、こうしよう」と考えるよりも、五感で感じたことを素直に信じる【S】感覚型の特徴が活きたのでしょう。
ローカルアイドルを経て日向坂46のメンバーとしてデビューし、現在はファッション誌『non-no』の専属モデルとしても活躍しています。
アイドル、モデル、タレントを両立しながら笑顔を絶やさないのも、ISFPの【P】知覚型の大らかな性格が活かされていますね!
ISFP芸能人③大野智
ISFPの芸能人3人目は、嵐の大野智さんです。

現在は活動休止をしている大野さんですが、長年国民的トップアイドル「嵐」のリーダーとして活躍してきました。
大野さんといえば、嵐の中で一番「リーダーっぽくない」のにリーダーを務めている不思議なイメージがありませんか?
大野さんののんびりゆったりした性格からは、ISFPの天真爛漫さやマイペースさが窺えますよね。
それでは、大野さんが芸能界入りに至った経緯を見てみましょう。
サボり癖のあった学生時代
大野さんは学生時代、サボり癖がありバドミントン部を退部になったことがあります。
しかしバドミントンが強かった大野さんがいないと試合に勝てないという理由で、何度も復活できたとのこと。
昔からおっとりしていたという大野さんですが、クラスでは中心的なグループに所属していたそうで、人気者だったことが窺えますね。
ISFPは人から愛される性格が魅力なので、陽キャでなくてもクラスの人気者になれる理由には納得です。
絵やダンスなど才能の塊
大野智さんは、絵やダンス、そして歌唱力など多くの才能を活かして、芸能界で長く活躍してきました。
ISFPが芸能人向きといわれるのは、持ち前のアーティスティックな才能で息が長く続くから。
大野さんのように、アイドルとして歌唱力やダンスでトップに君臨したり、またアイドルとしてだけでなく絵の才能を活かしたり…
進む道が多いというのも、ISFPの強みの1つでしょう。
大野さんはジャニーズ事務所を辞めてイラストレーターを目指したい時期もあったそうですが、事務所から必死で止められたのだとか。
才能のある大野さんのことを、喉から手が出るほどに欲しい業界がたくさんあったのでしょう。
ISFP芸能人④北村匠海
ISFPの芸能人4人目は、北村匠海さんです。

北村匠海さんといえば、歌手としても俳優としてもトップに君臨し続ける二刀流芸能人。
ISFPならではの手広い才能を活かして、さまざまな分野で活動している点は、ISFPの大野智さんとも共通していますよね。
多彩で多趣味
北村匠海さんは、カメラに料理など、ISFPの異名である「芸術家」を象徴するクリエイティブな趣味を持っています。
さらに、これから挑戦してみたいことに「DIY」を挙げており、ISFPの感性の高さが窺えます。
そんな多趣味の北村匠海さんだからこそ、歌でも演技でも第一線で活躍し続けられるのでしょう。

ISFPにおすすめのストレス解消法として、当ブログでも「料理」を紹介しています!
センスがあってクリエイティブなISFPにぴったりですよ
よくわからないが芸能界に入った
北村匠海さんは、初めてのことに挑戦する際にも「興味のあることには、何も考えずに丸腰で突っ込んでいくタイプ」と語っています。
参考:ar web
芸能界に入ったのも、9歳でスカウトされたことがきっかけだったそうですが、よくわからないままデビューしたのだそうです。
特に目標もなく、ときには「面倒だな」と思いながら仕事を続けてきたのだとか。
ISFPの【P】知覚型の性格を活かして、よくわからないまま足を踏み入れた芸能界。
そして持ち前の多彩な才能を見出され、キャリアアップを実現してきたのですね。
内向的だけど演技は好き
北村匠海さんは、学生時代から「話しかけないでオーラ」が出るタイプの子どもだったといい、1人で過ごすのが好きだったと語っています。
そのため、イケメンであるにもかかわらず女友達はほとんどいなかったとか。
学生時代はスポーツに打ち込み、芸能界では演技に打ち込んでいた北村匠海さん。
ISFPは自分の興味の対象に没頭し、その世界に入り込む性格だといわれています。
北村匠海さんは陽キャではなかったものの、自分の好きなことに集中し結果を出すタイプだったのですね。
ISFP芸能人⑤小松菜奈
ISFPの芸能人5人目は、小松菜奈さんです。

小松菜奈さんはその圧倒的美貌から、クールな性格に見られることがあるようですが、実は朗らかで笑い上戸。
ISFPらしく、周囲から愛される魅力を持っていることが分かります。
小松菜奈さんが芸能界に入った経緯について見てみましょう。
クリエイティブな趣味
小松菜奈さんの趣味はカメラ、フルート、ダンスなど、ISFPの多彩なセンスを感じさせるアーティスティックなものばかり。
どれも自分を表現するツールであり、小松菜奈さんが作品やパフォーマンスを通して自分の世界観を魅せるのが得意であることが分かりますね。
「思い立ったら即行動」で芸能界入り
小松菜奈さんは自身の性格について「自由で、思い立ったら即行動するタイプ」だと語っています。
ISFPは自由な冒険家として知られており、考えるよりも先に行動する柔軟性の高いタイプ。
小松菜奈さんは思い立ったら即行動に移すそうで、地元・山梨県内の高校に通いながらモデル活動をしてきました。
大変な状況の中、学業とモデル業を両立させる柔軟性もまた、ISFPならではの自由で大らかな性格からでしょう。
天真爛漫な性格で個性を活かした芸能活動
小松菜奈さんはISFPらしく天真爛漫で気分屋だと、雑誌『VOGUE JAPAN』で語っています。
ニキビができると外に出たくなくなるほど落ち込むけれど、おいしいものを食べると一気に気分が上がるのだそう。
自分の機嫌を自分で取ることを大事にしている小松菜奈さんは、周囲の意見に振り回されず個性を貫く性格も魅力ですよね。
ISFPは基本的に内省的でマイペースなので、周囲の意見を過剰に気にすることが少ないタイプ。
小松菜奈さんも、自身に対する批判的な意見を気にする時間があったら、その時間と労力を自分のために使いたいと語っていました。
小松菜奈さんが芸能界で長く成功し続けている、マインドセットの1つなのでしょう。
ISFP芸能人⑥柄本佑
ISFPの芸能人6人目は、柄本佑さんです。

柄本佑さんは、繊細な表現力と個性あふれる才能で、唯一無二の俳優として知られています。
自分の魅力を最大限に活かし、他の人にはない独特の強みを見せており、ISFPらしいアーティスティックな才能を感じますよね。
そんな柄本佑さんは、どのようにして芸能界で唯一無二の魅力を放っているのでしょうか。
とことんハマるタイプ
柄本佑さんは、好きなものにとことんハマるタイプだそうです。
現在はK-POPアイドルにドハマりしているそうですが、幼少期にハマったのが「映画」だったそう。
参考:婦人公論
ISFPの【S】感覚型の特徴を活かし、映画という世界にハマった柄本佑さん。
実際に自分が演者になることで、さらにクリエイティブな才能を開花させることになったのですね。
「想像」や「不自由さ」が好き
柄本佑さんは、すでに知っていることを突き詰めて勉強するよりも、知らない世界に飛び込むことにワクワクするそうです。
たとえば、映像の専門学校に通っていたときは、映像の授業よりも写真の授業のほうにどっぷりハマってしまったそう。
理由は、映像の授業で習うことはすでに俳優として撮影現場で学んでいたから。
しかし、写真についてはまだまだ知らないことがたくさんあったため「映像より写真をやりたい」と思ったそうです。
写真は自由で、見る人によってとらえ方が違います。
そんな「自由の中の不自由さ」が、柄本さんを魅了したとか。
写真は、ISFPの才能を存分に活かせるクリエイティブな趣味ですよね。
参考:ミモレ
分析はせず感覚で演じる
柄本佑さんはお芝居をする際、台本に対してあれこれ考えを巡らせるタイプではないそうです。
台本を読んで、その内容を実直に受け止め、演技に活かす。
まさにISFPの【S】感覚型の強みでもある、五感で感じたものを現実として受け入れる特徴が活きていますね。
台本を分析して「正解」を叩き出すのではなく、柄本さんは自身の感覚やセンスを頼りに、いつも自然に演技をしているそうです。
ISFPは【P】知覚型なので「感覚の人」でもあります。
持ち前のセンスや感性を研ぎ澄ませ、作品の世界観に溶け込むような形で演技をしているのですね。
参考:ViVi
ISFP芸能人⑦TWICE・ツウィ
ISFPの芸能人7人目は、TWICEのツウィさんです。

ツウィさんといえば、世界的モンスターグループTWICEでビジュアル担当を務める、圧倒的美貌が印象的ですよね。
出身国の台湾では「台湾の宝」と称され、2019年の「世界で最も美しい顔」では見事1位を獲得しています。

そんなツウィさんは、物静かでいつもニコニコしているイメージがありますよね。
どんな経緯で韓国アイドルになったのか見てみましょう。
韓国語スキルゼロで堂々の渡韓
ツウィさんは、台湾のダンススクールで公開されていたダンス動画が事務所関係者の目に留まり、スカウトを受けました。
当初はダンススキルこそずば抜けていたものの、韓国語は一切話せなかったそう。
しかし「ときめいて面白い!」と感じたツウィさんは、韓国語スキルゼロでたった1人、韓国に渡ります。
リスクを感じても、気になったら飛び込んでみる。
そんなISFPの【P】知覚型の特徴を感じますね。
いろいろな経験を通して学ぶのも悪くないと思い、怖い気持ちはなかったそうですよ。

内向的なのに、言葉もわからない国へ1人旅立ってしまうツウィちゃんスゴすぎる!
か弱いように見えるけど、実はとっても強くてたくましい人なんだね
「目立つ部分がない」と酷評
ツウィさんは、今でこそ世界最高のビジュアルを誇るアイドルですが、オーディションを受けたときには目立たず、デビューからは程遠い練習生でした。
もともと内向的で目立つのが得意でなかったツウィさんは、ISFPの【I】内向型の特徴によって、一時はアイドルデビューが危ぶまれていたんですね。
しかし、そこもマイペースなISFPらしく、ツウィさんは内向的な性格を変えようとはしませんでした。
性格ではなく、歌とダンス、韓国語のスキル、そして観客を魅了するアイドルとしてのオーラを磨き上げ、見事TWICEのメンバーとしてデビュー!
マンネだけど愛嬌はふりまかないスタイル
ツウィさんは、TWICEのマンネ(末っ子メンバー)です。
上下関係が厳しい韓国では、アイドルグループにおいても先輩・後輩の位置関係がはっきりしています。
多くの韓国アイドルグループでは、マンネは末っ子らしく「愛嬌」がチャームポイントだったり、いたずらっ子だったりします。
しかし、ツウィさんはもともと内向的であること、そしてどんなときも素直で正直に生きたいと思っているそうで、無理に「無邪気なマンネ」を演じることはしないそう。
参考:ViVi
ISFPは心優しい性格ですが、自分の意思をねじ曲げてまで周囲に合わせることはしない「マイペースさ」を持っています。
ツウィさんも自分を必要以上に良く見せることはせず、天真爛漫なありのままの人格を強みにしているのですね。
まとめ
ISFPが芸能人向きなのか、調査しました。
ISFPのMBTIを分解して考えると、ISFPの気質や性格は芸能人向きと考えられることが分かりました。
実際にISFPを公表している芸能人やアイドルたちが、ISFPの特徴や強みを活かし、芸能界で長く活躍しています。
ISFPは、芸能界という過酷な世界でも息を長く、そしてありのままの姿で周囲から愛される魅力を持っています。
ISFPに向いている職業は豊富にありますが、芸能人にも向いているということで、さらに活動の幅が広がりそうですね。
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