ENFJは、自己成長や周囲の感情にとても敏感なMBTIタイプです。
利他的で、自分のことは後回しにしがちではありませんか?
それなのに、自分の仕事やセルフケアを怠ることは許せない。
そんな性格ゆえ、ストレスが溜まってしまうこともあるでしょう。
この記事では、ENFJが自身の「完璧主義」とうまく付き合っていく方法や、心を楽にするストレス解消法をご紹介します。
いつもは人前で元気に振る舞っているけど、実はメンタル疲れてます…
っていうそこのENFJさん、最後まで読んでみて~!
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ENFJはどんなときに完璧主義?
ENFJは完璧主義で、人を頼るのがあまり得意でない傾向があります。
自分にも他人にも高い期待を抱くので、理想からかけ離れた現実を目の当たりにすると不満が溜まりがち。
さらに、他者への配慮を忘れない理想主義者でもあるので、自分の心がすり減っていくことに気が付かないリスクもあるのです。
たとえば、こんなときにENFJは完璧主義な性格を発揮します。
他者をサポートするとき
ENFJは他人を助けたい気持ちが強く、自分のことを後回しにしてでも周囲に気を配ります。
その際に「自分が最高のサポートを提供しなければ」とプレッシャーを感じることも。
たとえば、悩んでいる友人を励ますときに「適切な言葉を選びたい」と思っていませんか?
また、自分が他者をサポートする際には、相手が完全に満足してくれないと「自分の力不足だ」と思ってしまいませんか?
他者をサポートしたり励ましたりするだけですごいこと。
結果まで背負う必要はないよ!
イベントやプロジェクトの準備
ENFJはリーダーシップのある性格から、イベントやプロジェクトを主導することが多くあるでしょう。
その際、細部にまでこだわる傾向があります。
たとえば誕生日パーティーや記念日の食事を計画するとしましょう。
招待状のデザインから装飾の選択、タイムスケジュールに至るまで、すべてが完璧であることを目指すのではないでしょうか。
参加者全員で関わるべきことにも、責任を一手に感じてしまいやすい性格なのですね。
自分の感情表現
ENFJは感情的なつながりを重視するため、相手との関係性においても完璧を求めることがあります。
たとえば、誰かに自分の思いを伝えるときには、「本当に伝わったかな」「相手はどう感じたかな」ということを気にしすぎてしまいます。
また、意図せずに相手を傷つけてしまった場合には、自分を責めて悔やんでしまうでしょう。
夜も眠れないほど悩み続けることもあるかもしれません。
自己成長への取り組み
ENFJは自分を成長させることに意欲的で、自己啓発に完璧を求めがちです。
常に新しいスキルや知識を身につけようとしては「まだまだ努力が足りない」と感じていませんか?
自分の目標達成や夢の実現に対して妥協を許さず、自分自身にプレッシャーをかけていませんか?
特にENFJは、ストレスを感じると「まだまだやれるはず!」と、自分に対して厳しくなりがち。
そうすると、感情が不安定になり負のループに陥ってしまいます。
人間関係の維持
ENFJは周囲との関係を大切にしすぎるため、相手の期待に応えたいという思いから完璧主義になりがちです。
たとえば家族や友人が困っていると、無理をしてまで助けようとしていませんか?
周囲からの評価や信頼を失わないように、慎重になりすぎていませんか?
人間関係は、片方の努力だけで成り立つものではありません。
相手の振る舞いや相性もありますから、ENFJの人が主導で信頼関係を築く必要はないですよ。
ENFJが抱えやすいストレスの特徴
ENFJはどんなときにストレスを抱えやすいのでしょうか?
ENFJは感情や人を大切にする性格のため、ストレスの要因には人間関係がかかわっていることが多くあります。
特に以下のようなシチュエーションで、ストレスを感じやすいでしょう。
否定的なフィードバック
ENFJは周囲からの評価や、感情的なつながりを大切にしています。
そのため、否定的な意見や批判を受けると強く影響を受けるでしょう。
たとえば、自分の行動や意図が誤解されると「もっと良い方法があったのでは」と自分を責めることがあります。
特に人間関係の悪化には敏感で、不安が募りがちです。
人から悪口を言われたり、反論されたりすると「仲良くしたいのに…」と落ち込んでしまうことも
他人を助けられない状況
ENFJは、他者をサポートすることに喜びを感じる性格です。
それができない場合、無力感に陥りやすいでしょう。
手を差し伸べた相手に拒否されたり、状況が自分の手に負えない場合にストレスを感じます。
「役に立てない」という感覚は、ENFJにとって非常に辛いものなのです。
優しすぎるよ~!
対立や争い
ENFJは調和を重んじるため、対立や争いが続く環境に長くいるとストレスを感じます。
特に自分が仲裁役を求められたり、双方を説得しようとしたりする場面では、どっと疲労感が増すでしょう。
他人同士の争いであっても、なんとかして解決に持ち込もうと努力するENFJ。
自分の力で仲裁できなかったり、仲違いをしたままになってしまうと「どうにもできなかった…」という無力感がずっと残ってしまいます。
過度の責任やプレッシャー
ENFJは多くの責任を引き受けがちです。
それが過剰になると、必然的に自己負担が大きくなり、ストレスになるでしょう。
他人の期待に応えようとしすぎて、自分の限界を超えてしまうことがあります。
特に他者の感情や責任まで背負おうとすると、プレッシャーがどんどん膨らんでいきます。
責任感の大きさが、ENFJのストレスを増大させてしまっているんだね
自分の時間が取れないこと
ENFJは他人のニーズを優先する傾向があり、自分自身のケアが後回しになることがあります。
忙しすぎる日々が続くと、自分のエネルギーが枯渇し、バーンアウトしやすいです。
「自分のための時間がない」と感じると、心のバランスを崩しやすくなるでしょう。
他者を大切にすることは素晴らしいですが、セルフケアを後回しにしすぎてストレスをため込んでしまっては本末転倒。
ENFJは計画性があるしっかり者なので、その性格を活かして、自分のタスクと相手のサポートを切り分けてみましょう。
ENFJが心を楽にするためのストレス解消法
ENFJは周囲に尽くすことが多いため、ストレスをためやすいタイプです。
しかし、自分自身のケアや適切なサポートを受けることで、よりバランスの取れた状態を保つことができます。
ここからは、ENFJにぴったりのストレス解消法をご紹介していきます。
「これいいかも」と思ったら、さっそく日々の生活に取り入れてみてくださいね。
創作系アクティビティをする
ENFJがストレスを発散するなら、自己表現も一緒にできる創作系アクティビティがおすすめです。
絵を描いたり文章を書いたり、自分の感情を表現するアクティビティは、感性豊かなENFJにぴったり。
日記をつけたり、絵が得意ならイラストで表現したりするだけでも、心が整うでしょう。
創作系だと、料理とか陶芸もあるね!
集中して自分だけのものを作るって、考えるだけでワクワクしちゃう
身体を動かす
ENFJはもともとアクティブで元気いっぱいなタイプなので、身体を動かすこともストレス発散になります。
スポーツも良いですし、ヨガやピラティスだと心身のバランスを保つのに最適ですよ。
メンタルの不調があるときに身体を動かしたり、筋トレをしたりすると、身体が「心のしんどさ」よりも「肉体的なしんどさ」を優先して感じるそうです。
つらいときこそキツい筋トレをして、脳に「心のしんどさ」を忘れさせるのも、効果的なリフレッシュ方法でしょう。
全身で汗をかいて、心身ともにすっきりしそう!
自然の中で過ごす
ENFJは感性が豊かで、自然からエネルギーをもらえるタイプです。
ストレスが溜まったと感じたら、自然の中を散歩したり、キャンプやアウトドアに出かけたりしてみてください。
その際、1人で過ごしたかったら1人でも良いですし、仲間を誘っても良いですね。
悩んでいること、ストレスの元凶となっていることを仲間に話しながら、自然の中でときを過ごしてみましょう。
自分を優先する
他人を優先してばかりのENFJは、自分を大切にすることを忘れがちです。
心を楽にするには、自分を優先する癖をつけてみましょう。
たとえば「完璧にやらなくても大丈夫」「失敗しても大丈夫」と、自分で自分を励ましてハードルを下げてみてください。
実際に、何もかも完璧にこなさなくても生きていけます。
苦手なことは、それを得意としている人がやればいいだけの話で、何もかも1人でやろうとしなくて良いのです。
小さな成功を記録し、自分で認めて喜ぶ習慣をつけてみましょう。
信頼できる人に話す
ENFJは人とかかわるのが好きなので、ストレス解消にも人がかかわることでエネルギーに変えられるでしょう。
信頼できる人に悩みを話して、ゆっくり食事をしたりお茶をする時間を設けてみてはいかがでしょうか。
自分の気持ちを分かってくれるよき理解者に話すことが重要なので、家族や親友、恋人が良いでしょう。
まとめ
ENFJが完璧主義であることや、心を楽にするストレス解消法についてお伝えしました。
ENFJは気配り上手で理想主義な特徴を持ち、周囲を支える素晴らしい存在です。
ただし、過度のストレスを避けるためには、自分を大切にすることが重要ですよ。
少しでも余裕を持つことで、より充実した人生を楽しむことができるでしょう。
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