ISFP(冒険家)は、MBTIの中で「お人よし」「人から好かれる」という印象がある性格タイプです。
マイペースで自由人な魅力がありますが、実は自己肯定感が低くなりがちな特徴も持っています。
この記事では、ISFPが自分らしさを大切に生きながら、自己肯定感を高める方法についてご紹介します。
自己肯定感で悩んでいるISFPさんは、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ISFPの基本的性格
まず、ISFPの基本的性格をおさらいしてみましょう。
繊細で感受性豊か
環境や人の感情に敏感で、豊かな感性を持っています。美しいものや自然に触れると心が癒されるタイプです。
自由を重んじる
束縛を嫌い、自分のペースで物事を進めたいと考えます。柔軟で即興的な行動が得意です。
他人に優しく、思いやりがある
他人の気持ちを尊重し、助けたいという気持ちが強いです。ただし、自分を犠牲にしがちな傾向も。
自己表現を好む
アートや音楽、ファッションなどを通じて、自分の個性を表現するのが得意です。型にはまらない創造力が魅力です。
内向的ながら社交性もある
内向的な性格ですが、気を許した人とは親密な関係を築き、深い交流を楽しみます。
MBTIの中では「相性の悪いMBTIがもっとも少ない」なんていわれることもあります
それでは、そんなISFPの自己肯定感について見ていきましょう。
ISFPは自己肯定感が低くなりがち
ISFPは、自己肯定感が低くなりがちといわれています。
柔軟な思考を持ち、持ち前の創造力でアイデアを生み出したり、自然やアートに触れて心を癒すのが好きなISFP。
一見、のんびりしていて自己肯定感が高そうに見えますよね。
なぜISFPは自己肯定感が低くなりがちなのでしょうか?
他人を優先しすぎる
ISFPは他人の感情に敏感で、人を助けたいという強い思いを持っています。
そのため、無意識のうちに他人のニーズを優先してしまい、自分自身の感情や欲求を後回しにしがち。
この特徴により心身ともに疲弊してしまい、最終的には「自分の努力は報われない」と感じることがあります。
特に感謝の言葉が得られない場合や、自分の時間を十分に確保できないときにフラストレーションを感じやすいでしょう。
空気を乱さないためにみんなに合わせたり、本当は思ってなくても「いいよ」と言ったりするんだけど、それが続くと疲れちゃう。
自分の意思を自分で無視しちゃうことで、心が削られていくのかも…
批判に敏感
ISFPは自己表現を重視し、自分の価値観や感性に基づいて行動します。
しかし自分が大切にしていることを批判されたり、否定的な意見を言われたりすると、大きな心の傷を感じることも。
他人の意見を真剣に受け止めすぎるため、些細な批判でも「自分が間違っている」と思い込んでしまう傾向にあります。
それが、自信を失う原因となるのです。
ISFPは「自由」と「周囲との調和」のどちらも大事にしたいから、常に葛藤と戦ってるよ
自分の価値を過小評価しがち
ISFPは、自分の才能や成果を過小評価する傾向があります。
他人を賞賛することには長けていても、自分に対しては厳しい目を向けがち。
特に、競争が激しい環境や成果を数値で評価される場面では、それが顕著化します。
「自分は足りない」「他人のほうが優れている」と感じやすくなり、自己肯定感がさらに低下してしまうのです。
ISFPには、類まれなる創造性や柔軟な考え方、おおらかな性格など、誇るべき魅力がたくさんあります。
周囲と良好な関係性を維持したいがゆえ、他者の意見に惑わされてしまうことがあるでしょう。
自分の意思を大事にしたいと思いながらも、人から嫌われたくないという気持ちもあります
ISFPが自己肯定感を上げる方法
ISFPが自己肯定感を上げるには「ありのままの自分を認める」ことを意識しましょう。
ISFPは、存在しているだけで魅力に満ちた性格タイプであるにもかかわらず、他者の意見を気にしたり評価を真に受けたりしてしまいます。
他人と比較せず、自分らしい価値観や行動を尊重することが大切ですよ。
また「できる自分」だけでなく「失敗する自分」も受け入れることで、ISFPは自分をまるごと受け止められるようになるでしょう。
それでは、ISFPが自己肯定感を上げるためにおすすめの習慣を見てみましょう!
ISFPが今すぐ始めるべき習慣5選
ISFPが自己肯定感を高めるために始めたい習慣をご紹介します。
自己肯定感は、一時的に、また単発的に何かをすれば上がるものではありません。
自分のことを大事に思い、まるごと受け入れる習慣を取り入れていくうちに、自然と自分のことを好きになれるでしょう。
そのために、ISFPの生活に取り入れてほしい行動やマインドセットを見てみましょう。
NOを言う練習をする
ISFPにとって「断ること」は難しい課題です。
しかし、相手の期待に応えすぎると自分を犠牲にしてしまうことがあります。
小さな場面から始めて、たとえば「今日は疲れているから」と断る練習をしてみましょう。
断ることで、時間とエネルギーを自分のために使えるようになり、結果としてストレスが減りますよ。
断る瞬間のストレスさえ我慢すれば、あとは自分のために時間を使えるもんね
感謝リストを作成する
毎日、自分が達成したことや、感謝したい出来事をリスト化する習慣を持ちましょう。
たとえば、以下のようなものです。
今日は家族と楽しい時間を過ごせた
仕事で成果物を上司から褒められた
具体的な内容を書くと、鮮明に思い浮かべることができて効果的です。
これにより、自分の生活や努力を肯定的に捉えられるようになるでしょう。
小さな目標を設定し達成する
大きな目標ではなく、実現可能な小さな目標を設定することがポイントです。
10分だけ運動する
1枚だけ絵を描く
こんなふうに、短時間で達成できることを選ぶことで実現しやすくなりますね。
達成感を繰り返すことで、自己肯定感が高まり、前向きな気持ちを持ち続けやすくなります。
自己表現の場を持つ
ISFPはクリエイティブな才能を持つ人が多いMBTIです。
アートや音楽、執筆、写真など、自分の感情や思いを表現する趣味を持つことで、自分らしさを再確認できるでしょう。
また、このような活動はストレス解消にもつながります。
自分自身と向き合う時間を作るきっかけにもなって、いいことづくしですよ。
ISFPは「冒険家」といわれますが、別名「芸術家」でもあるので、アーティスティックな趣味を持った人や自然が好きな人が多いですよね
「できたことリスト」を振り返る
一日の終わりに、自分が達成したことを記録する時間を持ちましょう。
メールを返信した
友人に優しくできた
どんなに小さなことでも構いません。
このリストを見ることで「自分は今日も頑張った」と実感でき、自己肯定感が自然と高まりますよ。
ISFPの良さをいかしてさらに輝こう
ISFPの持つ優れた感受性や美的センスは、周囲の人々を癒し、豊かな気持ちにさせる特別な魅力です。
この強みを最大限に活かすためには、以下3つのことを大切にしてみてください。
・自分の感性を表現する
・自分の時間を確保する
・人とのつながりを深める
まず、自分の感性を表現できる場を大切にすること。
ISFPの傾向でいうと、以下のようなものです。
・絵を描く
・写真を撮る
・音楽を楽しむ
クリエイティブな活動を通じて、自分らしさを形にする時間を確保しましょう。
そうすることで自己肯定感が高まり、周囲からも「個性的で魅力的な存在」と認識されやすくなりますよ。
また、ISFPは優しさから他人に寄り添いがちですが、自分の時間を確保することも重要です。
「休むことも大切なケア」と割り切り、自分を甘やかす時間を持つことで、心の余裕を取り戻せるでしょう。
最後に、人とのつながりを深める工夫も。
ISFPの共感力は、深い信頼関係を築く大きな武器です。
ただし表面的な関係ではなく、価値観や感性を共有できる人とのつながりを大切にしましょう。
自分の強みを理解し、意識的に活かすことで、ISFPらしい輝きがさらに増していきますよ。
まとめ
お人よしといわれるISFPですが、意外にも自己肯定感が低くなりがちな性格タイプであることが分かりました。
ISFPは周囲との調和を最優先し、空気の読める人物として評価が高いでしょう。
しかし、内心では1人の時間がほしかったり、人に合わせるのが疲れてしまったりすることも。
そんな葛藤があるからこそ、メンタルが安定せず自己肯定感の低さにつながっているのですね。
そんなISFPがより自分を好きになり、自信をもって生きるためのポイントをお伝えしました。
さっそく今日から始めてみようっと☆